F.O.Bスタッフ雑記

神戸・元町 アメリカ古絵本専門店 Fabulous OLD BOOK スタッフ達の日々のアレコレです。

お店

ファビュラスオールドブックは2020年12月22日で、
オープンから20周年を迎える事が出来ました。
応援して下さった皆様に感謝いたします。




皆様への感謝の気持ちを込めて

お店を始めてから20年経って、私がお店を始めた経緯や、続けている理由など思う事が沢山あります。
お店を始めた時に、連絡が着いた方々に送ったハガキに書いた冒頭の言葉、
「あの寒かった冬の日からここまで、長い旅のりだった。」、
あの言葉は、私自身の心の中で、今も続いている様な気がします。
アメリカ中を旅しながら、絵本を探した思い出を思い起こすと、
あれそのものが、私の人生なのではないかなどと、考えてしまいます。
雪のロッキー山脈越えや、エンジントラブルで車が止まったアリゾナの砂漠で、
一晩過ごした事などの経験から、どんな状況にあっても、続けて行こうという気持ちを持つ事が出来たのではないかと感じます。

それにしても、11月後半のアリゾナの砂漠は寒かったな、雪も降って来て、車のエンジンも掛からなかったので、途中購入した服を着重ねして夜を過ごしたっけ、前の日に泊まった安宿の鍵が壊れていたMOTEL6では、ケーブルテレビで、「YAKUZA」っていうタイトルのブルース・ウィリス主演の映画が流れていて、好きな石橋凌さんが出演していて嬉しかったな、なんて思いながら、
綺麗な朝焼けを見たんだっけ、
あの頃の想いは今も忘れてはいけないと、自分の中で繰り返し感じています。

私の気持ちは20代の頃の自分と殆ど変わっていないですが、
世の中には、まだまだ、私の知らない世界があって、いろいろな人がいる事も分かっています。
これからも、私はいろいろな人に出会い新しい発見を探し続けたいと感じています。

これまでファビュラスオールドブックに関心を持って頂いた方々、お客様、出版関連、デザイナー、イラストレーター、
古物好きな人達、友人、知人、身内の人達などのお陰で、お店を続けられた事に感謝いたします。
本当に20年間有難うございました。

Fabulous OLD BOOK
村田 智



お店

Fabulous OLD BOOK 18周年

2018年12月22日でFabulous OLD BOOK は、18周年目を迎えました。




これも皆様に支えて頂いたお陰です。




毎年恒例ファビュラス会が行われ、近所のショップさんやファビュラスゆかりの人達で楽しいひと時を送る事が出来ました。





集まって頂いた方達以外にも、遠くからもファビラスの事を応援して下さる方達や友人、知人、
ファビュラスを支えて頂いた全ての方に感謝しています。
有難うございました。

良いクリスマスとお正月をお迎え下さい。

お店

昔からお世話になっている摂津本山駅近くにある児童書専門店 ひつじ書房 さん。
先日、店主の平松さんから、閉店の意向を聞きました。

最終日となった12月3日。
お店では最後の挨拶になると思い、お礼を兼ねて伺ってきましました。




ひつじ書房さんは、1975年から神戸の岡本で開業されから、沢山の人達に児童書の大切さや楽しさを伝えてきたお店です。
しかし、オーナーの平松さんがご高齢という事やご事情もあり、お店を閉店する事になったそうです。

※詳細については、岡本商店街のホームページでご紹介されています。
http://www.kobe-okamoto.or.jp/index/detail/136/




JR摂津本山駅のホームから見るひつじ書房


「ここ数日、閉店を惜しむお客さん達で行列が出来ている」と聞いていましたが、営業最終日も長い列が出来ていました。
平松さんとお客さんとのお話を聞いていると、たくさんの人がどれだけこのお店を愛していたかを感じずにはいられませんでした。


私は出版社の営業だった時代(25年程前?)からお世話になりました。
当時、仕事で全国の本屋さんをまわっていたのですが、このひつじ書房さんは、私にとって、「特別なお店」でした。

阪神大震災の前の年(1994年)の12月末、私の勤めていた出版社は社長急死の為に解散してしまいました。
会社の残務整理などで忙しくしていた年明け、1月17日には阪神大震災が起こったのですが、神戸近辺の知り合いになかなか電話が繋がらなかったのです。
その時、平松さんの安否が気になっていた私は、(当時、携帯電話の普及率は低い時代だったため)公衆電話からご自宅へ電話をかけました。
すると、運よく避難所からペットの犬に餌をあげに戻っていた平松さんとお話する事が出来たのです。(平松さんは、「避難所にはペットを連れていけないので、餌をあげに帰って来ていたのよ」と話してくれた記憶があります)
その時、私は、自分の事情(社長が亡くなり、会社も無くなった事)を話して「私もゼロからのスタートです」と伝え、平松さんへも「どうかがんばってください」とお話ししました。

その後何年か経って、(ひつじ書房さんを含め)好きなお店がたくさんあった事もあり、私は2000年に神奈川県から神戸に移り住み、同年、絵本店もオープンしました。

「形あるものは、いつかは無くなる」と言われます。
どんなお店であっても、いつか閉店の日を迎えなくていけない事はわかっていたつもりです。
しかし、「老舗の本屋さんが無くなってしまう」という事は、「街の一つの文化も無くなってしまう」という事ではないでしょうか。
素晴らしき先輩の存在に感謝しながらも、お店の閉店を惜しみます。

平松さん、長い間、神戸や関西圏の児童書業界にご貢献頂き、有難う御座いました。
そして平松さんの生き甲斐は、児童書に携わり続ける事ではないかと思っています。
これからも、出来る範囲で、児童書と関わっていただく事を願うばかりです。

お店

お陰さまでファビュラスオールドブックは、16周年を迎える事が出来ました。
これも、お世話になっているお客様や友人、知人、ご近所のショップの方々のご協力とご支援がなければ、
迎えられなかったと事と感じております。改めてお礼を申し上げます。
有難う御座いました。
















日本の旅お店旅行

原点回帰

お盆時期をずらして、神奈川へ帰郷をしてきました。




お墓参りに行った翌日は、東京へ出かけ、裏原宿から上がってキラー通り寄りにあるヨーロッパのアンティーク自転車を扱う先輩の店にも立ったりしてきました。




これは神奈川。
佐島マリーナ辺りから見る海。
もう本当の湘南はこの辺りくらいにしか残っていなのかもしれないな。

さて、東京へ。



小田急線から代々木上原で千代田線に乗り換えて、明治神宮前で下車、これも中高生の時によく通った道のりです。



明治神宮の地下鉄の駅から、地上への階段を上って行く風景。
Stray Cats のイラン革命時のアメリカ大使館の事を歌った曲「嵐の中の大使館」をかけながら、ここを出るのが好きだったな。
昔は、エスカレーターは無かったけど...




こうして、地上に出ると山手線の原宿駅がすぐ前にある。
昔の原宿には、チャンスがあるようで、面白い人や友達も出来て楽しかった記憶があります。
それでも、アメリカの古物を好きで続いている人は少ないのかもしれない。



よく通った原宿にあったアメリカ古着の名店「GENJI(ゲンジ)」時代にお世話になった古物の先輩が、営んでいるアンティーク外国自転車を扱う「hip hip shake」。
青山まで足を伸ばし、30年振りに再会して来ました。




30年振りに会っても先輩は変わっていませんでした。
今、私が神戸に居て、アメリカの古絵本を専門に扱っている店をやっている事を伝えました。




ピンクとライトブルーのカラーリングの店舗なんて、いかにも先輩の店らしい。



先輩と話している間も、常連のお客さんが来店していましたが、これも、昔の古着屋時代と変わらずでした。

これから自分が店をやって行く上で、欲しかったヒントが少し見つかったような気がしました。



青山の名店「ON SUNDAYS」(現「Watarium Museum」)
ここも、中学生の頃から好きで、ポストカードや写真本を見に来ていました。
当時から好きな店や場所が残っていてくれるのは嬉しいものです。

洋書業界と古物業界の先輩達に感謝いたします。
いつまでも、続いて欲しいと願いました。

お店

ファビュラス店主です。




青山で、50年間営業されていた「嶋田洋書」さんが、9月23日に閉店されたそうです。

▽出版社勤務時代からの友人が撮影した写真を送ってくれました

「嶋田洋書」は、私が中学生の頃から、兄に連れられて通っていた老舗の洋書屋さんでした。

当時から、いつも刺激的で、こだわりのあるセレクトには、私も影響を受けました。

そんなお店が閉店してしまったのは、やはりショックです。
「嶋田洋書」は店頭販売だけでなく、洋書の卸として各地の書店へ洋書を送られていました。
私は以前、洋書の出版社で営業をしていました。当時、ジャンルは違いましたが、嶋田さんの良い本を、各地の書店さんで見るのが楽しかった記憶があります。

嶋田さんの先代の社長と、私がお世話になった出版社社長とのブックフェアでのエピソードや、池袋のアウトレットブックフェアで紹介して頂いた嶋田さんの番頭さんとの会話など・・・・・色々な記憶が蘇ってきています。


「いい洋書を日本で紹介していく」という姿勢は、私も受け継がなくてはいけないと思っています。

今まで、有難う御座いました。
そして洋書の楽しさを教えて頂いた嶋田洋書さんに感謝いたします。

ショップキャラクターお店イベント




現在、店内で開催中のイベント 「OLD JAPAN FAIR にほんのふるいかわいいもの~雑貨とこけし~」に出品してもらっている淡路屋さんについて。

他の作家さんとは名前の雰囲気が違うので、ちょっと気になる方がいらっしゃるみたいです。

まず多いのは、「淡路屋さんって、駅弁で有名な会社?」というお声。
※「ひっぱりだこ飯」や「あっちっちすきやき」というお弁当が有名な神戸の会社です

これは、違います。

そして、最近は、「あのテレビに出ていた淡路屋さん?」と聞かれます。
これは、多分、そうです。

今年の5月に放送されたNHK総合テレビ『 ドキュメント72時間』に登場した、神戸市兵庫区にある駄菓子屋とクレープのお店、そこを切り盛りしている女性、伊藤さんを、私たちは、「淡路屋さん」と紹介しています。
<公式サイト> http://www.nhk.or.jp/program/72hours/backnumber.html


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彼女は、友達であり、私の大好きな(手芸雑貨の)作家さんです。
彼女の作る手芸作品は、お世辞にも緻密とは言えません。
うろ覚えの感覚と、勢いに任せて作っちゃう、似てるんだか、似てないんだかわからないキャラクター人形が中心です。
お母さんが、何処かでもらって来て、(もしくは、作ってきて)、窓辺や玄関に飾っちゃう、あの謎の人形たちに似てなくもない・・・。

そんな彼女の最近の作品は、ほとんどカラー軍手をベースに作られています。
伝統こけしを模して作ったシリーズは、意外と系統ごとの特徴は似せてあったりして。
そういう真面目さと、出来上がりの曖昧さ(テキトーさ?)の混じりっぷりが、本当に良いのです!
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その作品は、こんな感じ!





参考にした 伝統こしけと一緒に展示すると、こんな感じ。



そして、極め付きは、この形!



どこかで見たようなカタチ??

・・・そうです、これはヤクルトの空き容器!!

彼女は、この作り方を教える機会も何度かあったようで、ディスプレイに使われているお店もあったようです。
<淡路屋ブログ> http://awajiya.ko-co.jp/e340059.html



8月10日の記事)より


昨年行われた「関西蚤の市」に出店した際は、手伝ってくれた友達たちとお揃いで淡路屋さんの作ったバッジをつけました。





前回のフェアで作ってくれたマトリョーシカも店内にありますよ!


ご来店時、ぜひ店内を探してみて下さいね。ガラスケース付近にいますよ! 

お店周年パーティ

ファビュラス店主&スタッフです。

22日に、14回目の創業日を迎える事が出来ました。
お客様や、ご近所のショップさんたち、友人・知人、親戚(特にアメリカの親類)の方々に感謝いたします。




今年も、たくさんの友人たちが集まってくれました。
乾杯の後、チキンやサラダをいただき、最後に、ろうそくに火をつけて、来ていただいた皆さんと一緒に吹き消しました。














アサヒビールのエキストラコールドマシン(ビールを回転させてキンキンに冷やすマシン!)を、初めて試しました。
・・・まあまあ冷えていたかな~。




とても豪華な かすみ草の花束をいただきました!



▽ 店主が、この創業日会にだけ着る服です。30年前の服!




来て下さった皆さま、ありがとうございました。







来年も、皆さんと楽しい時間を過ごせるよう、一年間、頑張ろうと思いました。

心 新たに、気持ちを引き締めて、がんばります。

皆様、良いクリスマスとお正月をお過ごし下さい。

お店取材



ファビュラス・オールド・ブックの店内で、神戸市に本社を置く、老舗 子供服メーカー キムラタンさんのブランド 「ビケットクラブ」のカタログ撮影が行われました。
公式サイト
http://www.kimuratan.co.jp/brand-info/bqc/b/index.html

とってもキュートなモデルの女の子たちが来てくれたそうです。
絵本を見ている写真も、とっても可愛いー。

お店イベント

みみみ堂の夏まつり



7月20日(日) ・ 7月21(月・祝)の2日間だけ行われている「みみみ堂の夏祭り」に行って来ました。








イラストレーターの松栄舞子さんの作品と雑貨がずらりと並んで販売されています。









東京の古着屋さん「caikot」
1930年代~1970年代のヨーロッパ古着が並んでいます。







おいしい「みみみ堂」さんのカレーも食べれます。今回はハーフ&ハーフにしてもらいました。
<

興味のある方はぜひぜひ訪れて下さいね!

お店周年パーティ

ファビュラス13周年

お陰様で、ファビュラスオールドブックは、
12月22日に、13周年を迎える事が出来ました。









13年か、早かったな~。




ファビュラスオールドブックは、絵本好きな方々や古物好きな方々、
そして、この店を理解してくれている方々などが居るからこそ、
成り立っているのだと感じます。


お店を支えて頂いたお客様や、友人、知人達に感謝いたします。

お店

海文堂書店

2013年9月末で、99年続いた神戸の老舗書店、「海文堂書店」さんが閉店するとの事です。




港湾関連の書籍を専門に扱う事から始まり、
現在は、児童書コーナーのファンも多い、老舗の書店です。




私も、児童書担当者の方には、大変お世話になりました。


老舗の本屋さんが無くなると言う事は、
その街の一つの文化が失われると言う事です。

児童書や本、そして神戸の文化に興味がある方は、
閉店までに、是非、訪れて欲しいと感じています。


最終日には、感謝の言葉と共にお別れのご挨拶に伺うつもりです。

お店



神戸の人気ギャラリー、「Gallery Vie(ギャラリー・ヴィー)」さんが移転し、
リニューアル・オープンしました。



今度はビルの5階ですが、JR・阪神元町駅の西口(海側)を南に下って、
元町商店街のアーケードをくぐって、すぐ。
神戸南京町の西出口からも近いのです。





目印になるのは1Fのヤマザキ・デイリー・ストアです。




ビルの入口はこんな感じです。
(看板は、撮影のため、移動させていただきました)




エレベーターで5階まで上がれますが、5階の段側にもVie さんの看板があります。




ギャラリー側の入り口です。今は未だシンプルな状態。これから名前などが入るようです。





入口を入ると、Vieさんゆかりのイラストレーターなどのカードやグッズなどが販売しています。




ギャラリー展示部屋の入り口から見た感じです。






展示部屋のを通り抜けると、ベランダがあるのですが、そちら側から見た展示部屋です。


2013年9月18日~10月4日まで、
はやしますみさんと山本暁子さんの「ますますとことこ二人展」が開催されています。

お二人の作品を観つつ、新しくなったギャラリー・ヴィーさんに足を運んでみてはどうでしょうか?
とても素敵で、楽しい展示ですよ!

お店

ファビュラス12周年

お陰様で今年もこのイベントを迎える事が出来ました。




なんだかんだでオープンから12周年です。




今回も近所のショップさんや友人など、沢山の方たちが集まってくれました。
なんか、写真もあまり撮れなかった!!!



今年、ファビュラスにご来店して頂いたお客さんや、遠くからご注文を頂いた方々、取材して頂いた方達、そして、お店を支えてくれた方々、皆様に感謝いたします。皆様よいお年をお迎え下さい。

お店

可愛いモノだらけのお店、Prickle さんの新しいお店が
4月29日 大阪・京橋にオープンしました。



看板も、お店の外観も可愛い~



ファビュラスが持っていったお花も飾っていただいていました。
ありがとうございますhana3




「不思議の森の雑貨屋さん」というフレーズがピッタリ。





店内は、どこを撮っても可愛い仕様。
ロケーションの依頼がどんどん来そうですね~sakura





古い楽器を使ったコーナーonpu2
この楽器はご主人が集めてこられた物なのだそう。




オリジナルのぬいぐるみたち。素敵です。






ドアにも可愛いしかけ。



△入る時も。     ▽出る時も。



また伺います。 SEE YOU SOON !!



プリックル 京橋店
534-0024 大阪市都島区東野田1-13-11 エクセレント京橋101
06-6355-0291
http://prickle.biz/
プロフィール
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Fabulous OLD BOOK
〒650-0011 神戸市中央区下山手通4-1-19 西阪ビル4F
※地図&アクセスはこちら
078-327-7883
水曜定休 13:00~19:00
2017年9月6日(水)・13日(水)・20日(水)・27日(水)休業予定
http://www.fobook.com/
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