F.O.Bスタッフ雑記

神戸・元町 アメリカ古絵本専門店 Fabulous OLD BOOK スタッフ達の日々のアレコレです。

音楽

Billy Fury




イギリスでザ・ビートルズが生まれて、世界中でヒットしたのは、
日本でも沢山の人が知っていると思います。

それでは、ザ・ビートルズがイギリスでヒットする以前には、
どんな曲が聴かれていたのか? あまり知られていないのではないでしょうか。

クリフ・リチャードなどのロックンロールやポップスなどが一番有名だとは思いますが、

私はこの「ビリー・フェリー」の曲が好きなのです。



Charles Buchan's Publications Ltd., 1963年


好きなビリーの雑誌を最近入手する事が出来たので、
ついついUPしてしまいました。

14、15歳の時に手に入れたビリーのアルバム



ロンドンレコード株式会社 / ポリドール株式会社

ブリティッシュコレクションシリーズ 「Billy Fury Hit Parade」
中でも私の好きな曲は、「Last Night Was Made For Love」で、
彼女と別れてしまった男の事を歌った詩...

14、15歳の時はあまり感じなかったけど、
年齢を重ねる度に、ビリーの歌うスローテンポの曲が好きになりました。

この歳になっても、雑誌を手に入れて喜んでいる自分は、
あまりあの頃と変わっていないんだな~。と思っています。

ビリーのレコードを探している時に、ついでに絵本関連のレコードが出て来たので、
UPしておきます。



The Velveteen Rabbit / Miller Brody Productions, Inc. 1975年




The Carrot Seed , The Eagle and the Thrush , Wait 'Til the Moon is Full
Young People Record

クロケット・ジョンソンさんは良いとして、「まんげつまでまって」は、ガース・ウィリアムズさんと大分イメージが違うイラストですね。





Lady and the Tramp Disneyland Record 1969年

ワンワン物語は、初めて子供の頃に買って貰ったディズニー作品だったので、
ディズニーの中でも一番好きかも知れません。

レコードにしろ本にしろ、良いものは大切に残して行きたいですね。

音楽

モハメド・アリ死去のニュースを聞いて、思い出した事をいくつか。



以前、ファビュラスでも販売していたアメリカの子供向け「偉人・有名人」シリーズ。
この中に、モハメド・アリ版もあったんです!








hamu75a
Muhammad Ali : Harold Henriksen
1975年
25cm×19cm 31p ¥2,500 + Tax

ボクシングの世界チャンピオンであったモハメド・アリこと「カシアス・クレイ」を描いた作品です。

状態 : 時カバーなし、外観に少し摩れがありますが、中のページも含めて、比較的良い状態です。



カシアス・クレイから名前を変えモハメッド・アリとして活躍したアリのテーマ・ソング「アリ・ボンバイエ」

キンシャサで行われた試合でも、アリ・ボムバイエ(やっちまえ! アリ)の声援は凄かったようです。




ちなみにアントニオ猪木さんのテーマ・ソング「猪木ボンバイエ」は、モハメッド・アリと対戦したアントニオ猪木さんが、許可を得て、テーマ・ソングにした曲です。
アリも猪木さんの闘いを認めたという事でしょうか?


立っての投げ技や蹴り技が禁止の中、圧倒的不利のボクシング・スタイルで戦うしかなかった猪木さんでしたが、その時、あみ出した方法が中腰と寝る体勢の間で蹴りを繰り出したアリ・キックです。



学生時代の知り合いは猪木ボンバイエの事をずっと「猪木ガンバレ」と歌っていました。
小学生みたいですね~。

小学生と言えば、このレコードは小学生の時に買いました。
今では値段が高騰しているとの噂も。

ちなみにB面はテーマを編曲し、歌詞付けたものを(当時の奥様)倍賞美津子さんが歌っています。
♪ い~つもふたりで~

音楽

ジョー山中

先日、ジョー山中さん死去された事を知りました。

ジョーさんは、最後まで不良だった(と思われる)ので、好き嫌いが分かれるかもしれません。
それでも、角川映画『人間の証明』で歌われた『PROOF OF THE MAN』には、聞き入ってしまう人は多いのではないでしょうか?



私もカラオケで好んで歌う曲です。

後にReggae バージョンも出されています。



「ジョーさんとレゲエ」と言えば・・・『Going Back To Jamaica』もなかなかいい曲です。




私よりも上の世代の方達には、フラワートラベリングバンドのイメージが強いかもしれません。

ジョーさんのやって来た事は、いつも新鮮味を与えてくれたような気がします。
ご冥福をお祈りします。

音楽

Bob Dylan's Greatest Hits

昨日書いたカーペンターズのテープと一緒にいただいた、ボブ・ディランのベスト・アルバムです。



お世話になっていた出版社の社長は、フォークミュージック世代でした。
ボブ・ディランも好きだった事を、時々思い出します。



LIKE A ROLLING STONE などいい曲が入っています。

この版の初回版のみなのかもしれないのですが、
ミルトン・グレイザー(Milton Glaser)さんのポスターが付いています▽



ミルトン・グレイザーさんは、デザイナーとして有名ですが、絵本も描いています▽





ちなみにこの本は、店頭で販売しています。
1959年  ¥8,190

Milton Glaser
ミルトン・グレイザー
1929年6月26日ニューヨーク生まれ。幼少期はブロンクスで育つ。マンハッタンのミュージック&アート高校やクーパーユニオン、イタリアのボローニャ美術学院などで学ぶ。10歳の頃、闘病生活を送っていたようで、その時の経験が、芸術家の道へ繋がっているようです。クーパーユニオンを卒業後、奨学金を受け、イタリアのボローニャ美術学院で学んだ後、1954年にシーモア・クワストと共に、プッシュピン・スタジオを設立し、デザインの分野で多くの貢献をする。広告美術や本のデザインなどの他、
ニューヨークのスクール・オブ・ビジュアル・アーツやクーパー・ユニオンなどでも、教師として活躍し、アメリカ・グラフック・アーツ協会が選定する年間50冊など、様々な賞を受賞しています。日本でも有名なのは、「I ♡ NY」(アイ・ラブ・ニューヨーク)のロゴマークで、世界的にも有名な作品です。

音楽

最近、カセットテープの音源を、パソコンに入れ込んで聞くことが出来るプレーヤーを入手しました。
早速、暫く聞いていないテープなどを探していたら、出版社時代にお世話になった社長が持っていたカーペンターズのテープが出てきました。未開封だったのですが、いい曲が入っています。



とくにお気に入りはB面の4曲目、LOVE ME FOR WHAT I AM (愛は木の葉のように)
別れの歌ですが、カーペンターズらしい歌です。



このテープは、お世話になっていた出版社の社長が亡くなった際、家の片付けをしていた時に、弟さんの許可を得て、いただいたものです。
明日は、その時に貰ったボブ・ディランのレコードをご紹介しようと思っています。(S)

音楽

先日、テレビでラッツ&スターの鈴木雅之さんが、アメリカのロサンゼルスの街中を巡りながら、回想する番組を放送していました。
『アナザースカイ』(2010.10.22・日本テレビ放送)

その中で、アメーバ・ミュージックというレコード屋さんに行くシーンがあったのですが、棚から、『CRUISIN'(クルージン)1962』というレコードを引っ張り出し、「これが、凄いんだよね~!」と一言!

この『CRUISIN'(クルージン)』とは、1970年にリリースされたラジオ番組を収録しているオールディーズのコンピレーションレコードで、様々なDJが喋っている面白い構成です。実際のラジオ番組音源なので、当時のコマーシャルもそのまま収録されていて、時代の雰囲気も楽しめます。


『CRUISIN'(クルージン)』シリーズから、私の持っている4枚をご紹介します。

鈴木さんがラックから引っ張り出していたレコード▽



CRUSIN'1962
テキサス州ダラスのラジオ放送局KLIF : DJ Russ Weird Bread Knight
主な収録曲 : Peppermint Twist / Duke of Earl / The Wanderer
The Seven-to midnight showから





CRUISIN'1956
ミシガン州デトロイトのラジオ放送局WKMH : DJ Robin Seymour
主な収録曲 : Fever / Stranded in the Jungle / Speedoo





CRUISIN'1959
カリフォルニア州ロサンゼルスのラジオ放送局KGFJ : DJ Hunter Hancock
主な収録曲 : Since I Don't Have You / What a difference a day makes / Sea of Love

このアルバムは16歳の頃、初めて古レコード屋さんで購入した1枚です。英語があまりわからなかったので、何度も聴きかえして、コマーシャルで使われていた曲のタイトルやアーティストを調べた記憶があります。今、改めて聴いてたのですが、ファッション系の用品メーカーが、ドゥーワップ風に、店の宣伝をしているだけだったようです。





CRUISIN'1961
マサチューセッツ州ボストンのラジオ放送局WMEX : DJ Arnie Woo Woo Ginsburg
主な収録曲 : Blue Moon / Tossin' & Turnin' / Daddy's Home

このアルバムはお勧めです。B面最初に入っているボビー・ルイスのトッシン&ターニンの最初の部分を、フレディ・キャノンが、このラジオ番組「Night Train Show 」の替え歌で歌っています。エンディングテーマ曲もまた良し!



CRUISIN'1961 裏ジャケット

鈴木雅之さんは、シャネルズ時代、『Runaway』がヒットしたご褒美として(?)、ロサンゼルスに行き、有名なライブハウス「Whisky a Go Go」でライブを行なったというような話をされていました。(聞き違いでしたら、すいません)
このWhisky a Go Goでのライブについて、(ずいぶん前ですが)元メンバーの方が、「顔を黒塗りにした東洋人が舞台に出てきた時、地元の人達からブーイングが起こったが、リーダーが歌い出したら、それは歓声に変わった」というエピソードを話していました。

番組中、楽しそうにレコードを見ている鈴木さんが、「レコードを集めていた」という話をしていたので思い出したエピソードがあります。
20歳前後の私は(関東在住だったので)、よく東京や神奈川で中古レコード探しをしていたのですが、年に数回、新宿の新宿ビルで日本中のレコード屋さんが出店するレコード市に足を運ぶのが大変楽しみでした。
20年程前、鈴木さんがラジオ番組で、そのレコード市の話題を取り上げたのです!
「自分が欲しいレコードを、次から次へと先に持って行ってしまう奴がいたんだ。後でわかったんだけど、そいつは山下達郎だった!」という、興味深い話が披露されていた記憶があります。
「歌のうまい人達は、みんな良い音楽を聴いているんだな~」と思いましたonpu2

(S)

音楽

谷啓さん

谷啓さんが亡くなったとのニュースが見ました。
谷啓さんも参加していたクレイジー・キャッツの曲が好きな私には、寂しいニュースです。



谷啓さんの歌う「あんた誰?」が収録されたシングルレコードです。
他に、植木等さんや藤田まことさんとザ・ピーナッツの曲が入っています。

26年程前、仲間うちで、クレージーキャッツがブームでした。
当時3枚組で復刻されたこのレコードは、すぐに絶版になってしまったようで、神奈川県の大船にあった中古レコードの名店「大船ミュージックショップ」に頼んで、レコード会社経由で、仙台のレコード屋さんから入手してくれた物で、私にとっても思い出深いレコードです。

特に今ではありえない歌い出し、「びろ~ん。あんた誰?」というフレーズは、衝撃的でした。

ついでに、クレイジー・キャッツの好きな曲もご紹介しておきます。



ゴマスリ行進曲

ゴマを~すりま~しょ 陽気にゴマをね~♪ 口から出まかせ~ 出放題~ 手間もかからず~ 元手もいらず~♪

名曲です。元気が出ます!



大冒険マーチ

株で~もうけて~ 特許をとって~ 石油掘り当て~大金(おおがね)つかむ~♪

でかい話は楽しいです。大金=たいきんと歌わずにおおがねと歌っている詩のセンスを感じます。

「あんた誰?」は塚田茂さんの作詞、他2曲は青島幸雄さんの作詞です。

クレイジー・キャッツにしろ、大船ミュージックショップにしろ、いい時間を与えてくれた音楽や場所も、思い出に残るだけになってしまいました。
それでも人の記憶には残り、その人にとっての伝説となるのでしょう。

Fabulous ! 素晴らしい!Fantastic !
谷啓さんのご冥福を、心からお祈りいたします。
(S)

音楽

今日、8月16日はエルビス・プレスリーの命日です。
神戸のハーバーランドにあるエルビスの銅像を写して来ました。



8月8日のハーバーの日、エルビス関連のイベントもあったそうなのですが、本日の午前11時頃、銅像前には、別段変わった感じもありませんでした。



私はエルビスが住んでいたテネシー州のメンフィスにある「グレース・ランド」には2度足を運んでいます。
今日は、そんな事も思い出しながら、銅像の前で冥福を祈りました。



この銅像は、最初、東京原宿の竹下通りの裏にあった『ラブミー・テンダー』というエルビス専門のお店前に建てられたのですが、その後、ラフォーレ原宿の裏に移転。
そして(経緯は知らないのですが)、昨年、神戸のハーバーランドにやって来ました。
ちょうど中学生の頃に、原宿でこの銅像のお披露目も見た私は、こういう形での再会に大変驚きました。
「銅像が、私を追って神戸まで来たのでは~?」なんて感じたりもします。
ちなみにラブミー・テンダーも、最初は、高田馬場で営業していたのですが、そんな古い事を知っている方は少ないかもしれませんね。



銅像の前部には、設立寄付者の名前に並んでいます。坂本九さん、平尾昌晃さん、和田アキ子さん、小泉純一郎元首相などの方々です。

今日は追悼の意味も兼ねて、店でエルビスの曲を流していました。
時期もお盆ですしね。…アメリカにはお盆という感覚はないかもしれませんが~icon10 (S)
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