F.O.Bスタッフ雑記

神戸・元町 アメリカ古絵本専門店 Fabulous OLD BOOK スタッフ達の日々のアレコレです。

展覧会

みみみ堂さんで行われている松栄舞子さんの展示に行って来ました。







みみみ小品展 3月1日~3月31日 日曜定休
営業時間 平日11 :45~15:00 17:30~21:30
営業時間 土曜11 :45~19:30 祝日11:45~17:30


今回の展示は、神戸のカレー屋さん「みみみ堂」さんの
オリジナルカレンダーやショップカードなど、
松栄さんデザインの原画などが並んでいます。
















オリジナルマッチ箱のデザインも綺麗です。↓














映画

映画 『INVITATION from SPIKE JONZE』を観に行って来ましたkirakria2

これは、1本の映画ではなく、短いフィルムを3本集めたものです。
一つは、スパイク・ジョーンズ監督の短編『アイム・ヒア』
次は、センダックさんの子供時代のエピソードをコミカルに再現した『モーリス 万博に行く』
最後に、スパイク・ジョーンズ監督と映像ディレクターのランス・バングズがモーリス・センダックさんをインタビューするドキュメンタリー映像『みんなのしらないセンダック』でした。

スパイク・ジョーンズは、2009年に制作された映画 『Where The Wild Things Are(かいじゅうたちのいるところ)』の映画監督です。
センダックさんは、長年、絵本 『かいじゅうたちのいるところ』の映画化を拒否していましたが、初めて許可を出したのが、スパイク・ジョーンズなのだそうです。




私達が楽しみにしていたのは、もちろん、『みんなのしらないセンダック』
原題は、『TELL THEM ANYTHING YOU WANT』
※ アメリカのケーブルテレビのネットワーク放送局 HBOのマークが表示されたので、
もしかするとケーブルテレビで放送されたのかもしれません。


モーリス・センダックさんと言えば、今でもアメリカ絵本界の巨匠です。
私はアメリカ滞在時、たくさんの書店を訪ねてきましたが、
センダックさんのサイン本がショーケースに入っているのを何度も見ました。

そんな、センダックさんほどの人でも、色々と悩みがある・・・
家族との葛藤、
作品を批判された時の苦悩、
自身のセクシュアリティに関する事、
(パートナーを亡くしてから強く意識するようになったのかもしれない)
「死」への考え。
80歳を超えたセンダックさんの、
そんな生の声を、本人の映像と共に聞けたのは嬉しかったです。

ジョークを織り交ぜる楽しい語り口。
時々、本当なのか嘘なのかわからなくなるのですが、
同じ意味合いの事を、違うシーンでも語る事があり、
(監督の、強調する編集なのかもしれないのですが)
その時、「これは、きっと本当の言葉なのだ」と感じました。


インタビューは、ほとんど自宅(アトリエ?)で行われていたのですが、
部屋のあちこちに気になる物が見え隠れしていました。
ディズニーらしきフィギュアや、
オバマ大統領(と、思われる)パネルなど。
それも含めて「これがセンダックさんなんだろうな~」と思って見ていました。


センダックさんが最後の方で話していた、こんな感じの言葉が印象に残りました。

「私が沢山の絵本を出版出来たのは、絵が上手かったからでも、ストーリーが書けるからでもない。
 私が正直であったからだ。」


センダックさんの事が、もっと好きになった気がします。






今回、うかがったのは、神戸の元町映画館です。

yajirusi_migi元町映画館



3月10日~3月23日まで上映中
上映時間は少し遅い19時過ぎからです。

元町映画館は元町商店街を西へまっすぐ。
海文堂さんを過ぎて、信号を渡ったらすぐです。

ジョーン・ウォルシュ・アングランドさんの本が届きました。
翻訳本が出版されたのです。




タイトルは、『ともだちはどこ?』 『はるになると』

文溪堂
イラスト J・W・アングランド
訳 小川 糸
装幀 吉井 里江子
企画協力 津森 優子


今回の出版は、
横浜で翻訳をされている方が、ファビュラス・オールド・ブックに来店され、
原書『Spring Is A New Beginning』を購入して頂いた事がきっかけのようです。
その方は、今回企画協力で参加されています。


原書はこんな感じです。




1958年にアメリカで出版されてから、今でも贈呈本として人気のあるアングランドさんの絵本。
英語版だけではなく、ドイツ語版やフランス語版などでも出版されており、私も日本での出版の日を待っていました!


当初、ジョーン・ウォルシュ・アングランドさんは、
出版するために絵を描いていた訳ではなかったと言われています。

いくつか、伝えられている説があるのですが・・・
「都会に引っ越してさみしがっている子供たちのために描いた」
「ジョーン・ウォルシュ・アングランドさん自身がさみしい時に描き綴っていた」

そんな絵を見つけたご主人が、出版を勧め、
それから出版される事になった・・・と言われています。


アングランドさんの作品は、私も大好きで、
オープン当時から、ファビュラスにもコーナーを作っています。
日本でも、もっともっと人気が出れば嬉しいです。


初期の頃の作品は、
「人は孤独では無い」という事を描かれているような気がします。

いい作品は、時代や国を越えて愛されます。
このシリーズも、出来るだけ多くの人に読んで欲しいです!

沢山のキャラクターを世に送り出している たかい よしかず さん
エッセイ本が大日本図書さんから出版されました。




タイトル 「キャラクターデザインの仕事」
ハッピークリエーター☆たかいよしかず
大日本図書


たかいさんは、
明治マーブルチョコレートのキャラクター「マーブルわんちゃん」や、
テレビアニメーションや映画にもなった「怪談レストラン」のキャラクター達など、
次々と新しいキャラクターを生み出し続けているイラストレーターです。


この本を出版した事について、
たかいさんご本人からもお話をうかがいましたが、
なかなかバラエティに富んだ内容でした。
ご自身の経歴や信条について書かれている部分もあり、
若い世代の、
特にイラストレーターを志している方々に読んで欲しいなぁと思いました。
参考になると思います。

この本の中で、私が気に入ったページは、
「現在のあなたへアドバイス!」の章です。

自己責任とは....? のページから、引用すると、

「まず自分はどういう人間であらねばならないのか? 
そして、なぜそうありたいのか? をよく考えることが大切です。」
という文章が、印象に残りました。


私は、大切にしている「山麓素行の武士道」を綴った本を読み終わった時の感覚を思い出しました。
通じる部分を感じたのは、この一行です。

「人間、正直に生きる事が大切であり、そうする事で、全てにおいて全力が発揮出来る。」

何事も、諦めずに続ける事の大切さや重要さ。
私も含め、次の世代の人達も感じて欲しいと思います。

ベーメルマンスさんの「The Casstle No.9」翻訳本が出版されました。

『バティストさんとハンガーブルグ=ハンガーブルグ伯爵のおはなし』




BL出版さんから発売中です。↑

バティストさんとハンガーブルグ=ハンガーブルグ伯爵のおはなし
ルドウッヒ・ベーメルマンス : 作
江國香織 : 訳




「The Casstle No.9」オリジナル本です。↑

サイズは少し小さくなってしまいました・・・
これは、日本の本棚サイズ事情などもあるので、
読者の皆さんにはご容赦いただきたいところです。

この本の中では、
「Dreambox, leglifter, Friend-on-both-ends, sundrops, happy, Clawhigh, Bring-me,」
などとリズミカルな文章があるのですが、
江國香織さんがスムースに日本語に訳しています。

日本の落語を思わせるような楽しい作品です。
洋書で読むのは難しいという方は、是非、翻訳された作品を読んでみて下さい。

ベーメルマンスさんの翻訳された作品で、
ファビュラスが関わらせていただいた本はこれで3冊目になりました。
(他に2冊、遠い繋がりで翻訳されたような作品もあります)
何にしても、いい時代の作品が日本で知られていくのは大変嬉しい事です。
プロフィール
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〒650-0011 神戸市中央区下山手通4-1-19 西阪ビル4F
※地図&アクセスはこちら
078-327-7883
水曜定休 13:00~19:00
2017年9月6日(水)・13日(水)・20日(水)・27日(水)休業予定
http://www.fobook.com/
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